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バリ2017 二日目 ゴリマッチョのリーシュを掴んでリップカレント脱出した日

ゴリマッチョ万歳。

これ昨日書き忘れたけど、バリに来て最初に思ったことはマッチョが多いなということ。

サーファーはみんな筋肉質なもんだけど、そういう域を超えた、プロサーファーかな?っていうゴリマッチョが多い。
腕が太い・・・日本では見かけない太さ。

やっぱりなんというか、、バリなんだなあ、、世界中からサーファーが来ちゃうサーフ天国だもんなあ、そしてみんなが玄関口とか拠点にしてるクタだもんな。

もはや慣れ親しんでいるようで、やっぱり違いを感じる。

それにやっぱりよりインターナショナル。
各地から人が集まってるせいもあって、多分標準的にマッチョなんだろうなっていうどこの国だかわからない人々とかもいるし。

とにかく見かける腕の太さに圧倒される。
そうだった、こういうところだった、と。

相変わらずの歌舞伎町感。
ホストとゲストしかいない国。

だけどなんだかんだとみんなが浮かれながらそれを楽しんでいるディズニーランド感。
最初はうへっと思ったけど、なんだかんだでこの強い刺激は癖になるなあ。

トムヤムクンみたい。

初めてタイに旅行に来て食べた時には辛くて酸っぱくて甘いとか、何だこの味?
と全然美味しいと思わなかったけど、いざ1週間後に帰国してみたら無性に懐かしくなる、みたいな。

そんな感じだな。
やっぱり夢のように幸せな場所でもある。

こんな安くて、こんな素敵なところに泊まれるなんて。
もちろん色々ボロいんだけど、強烈な日差しと豊かな緑に、バリ様式な落ち着く建造物に、そよぐ風。

なんだかんだで目がクリクリしたインドネシアンフェイスはみんな可愛いし。
それを見ているだけでも幸せになれるなんて、街に美女が多いからその街が好き、と言ってしまうおっさん並だけど。

もちろんマッチョだらけっていうのも素敵。

なんだかんだとマッチョ好きだわ、私。

でもさ、昨日プロサーファーを検索して、今バリで一番サーフィンがうまいのは?的なトピックを読んだけど(http://thaisbaby.com/?p=1702)、プロサーファーだからマッチョってわけでもないんだよね。

私の知ってるプロサーファーって、ミックファニングと五十嵐カノアとジョンジョンフローレンスくらいで、、確かに溢れるマッチョ感を醸し出してる訳ではないけど、まあマッチョ。

でもバリのナンバー5というのを写真で見たら、全くだよね。

もちろん筋肉はあるけど、しなやか系というか。ゴリゴリ系ではない。

そう思ったら、マッチョだからって恐るるに足らずなんだろうけど・・。

なんだかんだとクタはロングボード向きの波が続いているせいか、ショートボードが楽しめるエリアは限られており。

そこに混じると、周りがゴリマッチョだらけ。

結構な頻度。

いや細マッチョとゴリマッチョしかいない。

すみません、、俺混じります、って感じ。

昨日は一人、中華系のゴリマッチョもいたなー。

日本人なのか、韓国人なのか、中華系インドネシア人なのか、、。
彼もうまかったな。

さて昨日は最終的に、ショートボード向けの波があるところがリップカレントのところしかなかったので、危険を承知で入ったのですが、やはり二度くらい怖い思いをした。

一回は自力で、あ、ほんのりやばいかも、、くらいで自力で脱出したけど、二回めも、あ、ほんのりやばいかも・・と思い始めた時に、インサイドのうまい人が私を見つけて、戻れ戻れと言ってきたけど、案の定パドルしても全然戻れる気配がなかったので、ちょっと難しそうだなっていう顔をしたら、リーシュコードを掴んで連れてってくれるという、話には聞いたことがあるけど、まさかの・・をやってくれるというので、甘えてしまった。

右手で彼のリーシュを掴んで、左手でパドル。

それを見たもう一人のうまい人もきて、その人は後ろからたまに私を押す係になった。

という感じで、二人係で初心者のサポート。。すみません。。。。

まあそれでもさあ、おそらく一人で脱出を試みるのと同じくらいの時間はかかったよね。

もうここなら大丈夫!っというところに戻るまで、距離にしておそらく10mから20mくらい。

カレントがなければ一瞬で戻れる距離なんだけど、3分から5分くらいかかったんじゃないだろうか。

すごいうまい人が付いていてくれるという安心感があるだけで、ぐんぐん進んでいる感じがある訳ではないという。

波が来るのを利用して帰れば一人で帰れないこともなかったし、横に行けば戻れたかもしれないけど、ありがとう、ゴリマッチョたち。

最終的にはこの超うまいゴリマッチョ2人と私しかそのポイントにいなくて、色々と話しかけてくれたり、波を譲ってくれたりしてたので、三人で入っている、という感じになってたので、彼らとしても私に責任を感じたんだと思う。

私としてはこのうまいゴリマッチョに囲まれているので、基本的にはゴリマッチョが乗って来るのを眺めるばかりで、ゴリマッチョが乗って行った隙に乗る、ゴリマッチョが乗りやめた波に乗る、くらいしか選択肢がないのですが、まあどうせトライしても乗れねーだろっていう感じだったのでいいんですがね。

ほんと乗れなかったなー。

昨日も今日も満足に乗れたのは一本ってところ。

それ以外は、波に乗ってから立ち上がるまでがとにかく遅かったり、立ち上がったけどすぐにこけたり、はたまたすでにスープだろ?っていうブレイクしてしまった波だったり。。。

このボード、難しい。

刺さるし、うまく立ち上がれない。

波がホレホレって感じでもないんだけどなあ。。

波はすごく美しい。

もちろん傾斜が急というのはあるのかもしれない。

ゴリマッチョ1号からのアドバイスはもっと深くパドルしろ。2号からは、もっとボードの前に乗れとのこと。

しかしゴリマッチョ2人の他に最初はあと二人くらいいて、そのうちに帰っちゃったんだけど、一人はウェットスーツかタッパーかを来た細っこいローカルおじさんで、すごくうまかった。

ゴリマッチョ2人よりうまいくらいにうまかった。

元プロサーファーとかなんだろうか。

年齢は50歳は超えてると思う。金髪ソバージュみたいな髪型で、ウェットスーツで、この歳までサーフィンしてる。。
そう、まずバリではあまり歳食ってサーフィンしてる人を見かけない。

いや、今回初めて、ああ結構年取っても稼業にしてる人がいるんだなあと思ったけど、基本的には40歳くらいだったらかなりベテランという感じ。

それに今回荷物を置かせてもらってる人も、40歳は超えてるかなという感じなのだが、レッスンをする時にはサーフハットを被って半袖タッパーを着る。

おっさんになるとやっぱり冷えるのだろうか。

最近はそうでもないけど、当初はラッシュガード着てるだけで珍しい感じだったローカルのみなさん。タッパーとなるとさらに数は多くない。
だいたいクタのサーフショップをチェックしてもなかなか売ってないしね。

ちなみに私、クタで唯一発見した女性用タッパーであるロキシーのフード付きタッパーを買うかどうしようか少し迷ってる。

フード付きといっても、本気でかぶる用じゃなくて、おしゃれ用ね。
しかもジャージー素材なんだから、フードに入った水が一瞬で抜けるとも思えず、ガンガン首が引っ張られて疲れるんじゃないかと予想。

フード切っちゃえばいいかなと思ったけど、うまく切らないと切り口が首にアタックしそうだし。。
というわけで、売れなくてセール品になってるのもわかる代物。

可愛いし、前明きジッパーなので着脱は楽だと思うので陸上で海上がりに着るぶんにはいいかも・・とも思うけど、陸上で着るなら何もこれじゃなくてもだしなあ。

さて、しかしドルフィンが楽しかった。
波のサイズはmagic seaweedによると4−6feet。
でも体感的には全然でかくない。

何だろうね?

プーケットで4−6feet予想だと、海は荒れ荒れで、波もだいぶ大きい感じがするけど、クタだと全然大きいと感じない。
むしろショートボードだと、乗れなくて困る。

もちろん小さいと乗れない、大きくても乗れない、、いつでも乗れねーだろ、なんだけど。

で、乗れないから板を変えようかな・・と少しは思うけど、少ししか思わない。
というのもドルフィンが楽しいからだ。
それにこの板も二日目ともなればだいぶ適応して、昨日はパドル進まねーと思ったけど、今日はサーフィンってこんなもんじゃなかったっけ?っていうくらいに感じるようになった。
つまり進むのを感じるようになったし、漕げてる感触も出てきた。

昨日もドルフィンの練習をめいっぱいできた。

やっぱりドルフィン最高。

しかもこの板だと、全然疲れない。
ドルフィン疲れるというけど、、リーシュコードの根元を掴んで潜って巻かれるのはやっぱりもっと全然疲れる。
いつもの癖で、最後、そういうクリアの仕方をしたけど、3回くらいやったら格段に疲れた。

それだったドルフィンでたとえ失敗して、板が後ろにすっぽ抜けたり、最後板と一緒に巻かれたりしたとしても、ドルフィンの方が体力の消耗が全然少ない。
やっぱり波にぶつかるその瞬間をクリアできるだけで、後半巻かれたとしてもぜいぶ違うんだなあ。

それにドルフィンの成功率は低いにしても、昨日に比べたら安定感はだいぶ出てきた。

というわけで、なんかドルフィンしてるだけでも楽しかったわー。
それにやっぱり体力の消耗度が全然違うし、自分だけ沖に出れないという感覚もない。

ドルフィンを失敗して岸側に戻されてしまうこともあるけど、、戻されてしまって沖にいるサーファーに永遠に近づけないという感覚もなく、クリアし続けてるといつのまにか沖に出てきているから、まあ悪くないんだと思う。

やっぱりそろそろこのくらいのボードで練習をした方がいいような気がする。

だって乗り心地が全然違うし、疲れないし、怖くない。

板と一緒に巻かれたって、板を掴んでいられるからそんなに怖くないし。

さあ明日もドルフィンの練習だ!

ドルフィンはやっぱり潜った後に、足を深くけりこめるか、またはバランスを崩さないか、というところがポイントな気がする。

さあ頑張りましょう、明日も。

しかし腕が筋肉痛になったのは久しぶり。
そうよね、多少はそうあるべきだ、サーフィン。
いつもはボードのでかさに甘えすぎなんだ、きっと。

しかし結構な短縮具合よ?
いつもは6.2* 21 *2 3/4とかで、今は5.8 * 19 1/2 * 2 1/2 くらい。

そりゃあねえ。

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